もくじ
まだまだマイナーな底面フィルター
底面フィルター使ったことありますか?
私は10年間熱帯魚を飼育したことがありましたが、底面フィルターは使ったことがありませんでした!
10年以上熱帯魚を飼ってきたけど底面フィルターを使わなかった理由
- 底面フィルター自体の掃除ができない
- フンや食べ残しがずっと蓄積される
- エアレーションがうるさい
今まではテトラの外部式フィルターと、GEXの外部式フィルターを使っていました。
今回は新たに25センチキューブ水槽を立ち上げることにしたので、この水槽に使うフィルターに【ニッソー マイクロパワーバイオフィルター60】を使います。
さらに、レッドビーシュリンプ 飼育者が絶賛している猫よけマット式を採用しました。
猫よけマットのセット方法はヒヨコ奮闘記さんを参考にさせていただきました。↓
ニッソーマイクロパワーバイオフィルター解説
ニッソーマイクロパワーフィルターが他の底面フィルターと違うところは2つ
- 小型モーターで水を循環
- エアー ポンプを使わずにエアレーションができる。
原理は変わっていません。
地中内の水を吸い込んでパイプを通して水面まで水を上げて放水します。
今までは空気が浮かび上がる力を利用して底面の水を押し上げて水を循環していました。
この水の循環をモーターにしたことでより多くの水を循環できるようになり、底面に浸透する水の量を多くすることができます。
実は昔からモーター式の底面フィルターは販売されていました。
ニッソースライドベースパワーと呼ばれている製品です。
スライドベースパワーだとモーターが大きくて水槽内のスペースを取ってしまいます。
さらにコードや大きなモーターが丸見えで見栄えが悪い
これがマイクロパワーフィルターだとパイプと同じ大きさのモーターがてっぺんに乗るだけなので見た目がスッキリ
それでいて水量は毎分2Lもあります!
45〜60センチ水槽に使う流量に匹敵
エアーポンプを使わないでエアレーション
吹き出し口のノズルの形を工夫する事で水の流れる力で空気を吸い込んでバブリングします
底面フィルターは底面の砂やソイルにいるバクテリアを利用して汚れを分解するフィルターです。
バクテテリアは酸素を必要とするモノと酸素を必要としないモノに分けることができ、両方のバクテリアを活性化させるためには酸素を溶け込ませることが不可欠です。
エアー ポンプを使わなくても良いという事以外にも利点があります。
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エアー ポンプを使った時の独特なポンプ音や、泡がボコボコと勢いを立てて出ることがない為、見栄えが良く、音や匂いの発生も気になりません。
ニッソーマイクロパワーバイオフィルター60の内容
ニッソーマイクロパワーバイオフィルターに入っているものは主に
- 底面フィルター
- 透明伸縮パイプ
- マイクロポンプ
- エアーチューブ(黒)
- エアー調整弁
入っているものはいたってシンプルです。
組み立てるときは一部ジョイントのパーツはありますが、3ステップで組み立てることができます!
- 底面フィルターに透明伸縮パイプパイプを刺す
- 透明伸縮パイプの上にマイクロポンプをつける
- ノズルにエアーチューブとエアー調整用部品を取り付けて完成
※水槽の高さ25センチ以下の場合は注意が必要です!
透明伸縮パイプが長いためそのまま取り付けるとポンプの位置が水槽より高くなってしまい水が吸い上げられません。
そこでパイプを切る必要があります。
パイプを綺麗にカットしたい時のためにパイプカッターがあると便利です。
切りたいところで締め込んで、回すだけでパイプをカットすることができます。
少し大きなモーター音
マイクロモーターなので音も静かなのかと思いきや、ジリジリと少し甲高い音が聞こえます。
普通の水中モーターは「ボー」っと低い音がするので少し特徴的な音です。
甲高い音のせいか少し離れると音がかき消されて聞こえないのですが、半径1,2メールくらいのところに来ると少し気になるくらいです。
猫よけマットを使った底面フィルターのセット方法
レッドビーシュリンプ愛好家の間で流行っている猫よけマットを使った底面フィルターのセット方法をやってみました。
DAISOの園芸コーナーに置いてある猫よけマットをカットして底面にみっちり敷き詰めます。
安定感を出したい方は短い方のトゲをカットします。
カットはパンチで大雑把に切り落としてから若干飛び出している頭をカットすると平らにすることができます。
次に、同じくDAISOで手に入る鉢底ネットを水槽と同じサイズにカットします。
猫除けマットを敷いた上にカットした鉢底ネットを敷きます。
更に目の細かい水きりネットをカットして隙間ができないように敷き並べます。
目の細かいソイルは要注意!
水きりネットを敷かないで目の細かいパウダーソイルやサンド入れると網をすり抜けてしまいます。
細かいソイルを使う時は耐久性があって安価に手が入る台所用の水きりネットを敷きましょう
底面フィルターを取り付けて、ソイル投入
水きりネットを敷いた上に底面フィルターを取り付けます。
その上からいよいよソイル投入です。
ここで一手間、底面フィルターのパイプが来るところの網を切り取っておくとお掃除するときにチューブを差し込んで底に溜まった泥を吸い取ることができます。
水を入れたら完成です。
一晩経過しての状態
一晩置いただけで、濁りは全く気にならないほど澄んでました。これもソイル+底面フィルターのおかげ
一週間後
水を循環させて、ミクロソリウム ・トライデントとプレミアムモスをセットして1週間が経過した状態がこちら↓
水草が変色したり、水面に膜を張ることも無い状態を維持しています。
〜30センチ水槽のときにはこちらの商品が割安です。
60センチ水槽〜のときにはこちらの商品
6ヵ月後のレビュー
ニッソーマイクロパワーバイオフィルターを使用して6ヵ月が経過して
分かったことや変わったところについてレビューしましたよ
「実際、長く使ってみてどうなのよ?」と、つっこまれそうなところをまとめましたよ!
https://5orca.com/micro_power_biofilter_review/
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