アクアリウム

ミクロソリウム・トライデントの管理のコツと魅力を公開します

オルカ
オルカ
今回はオルカが大好きなミクロソリウム・トライデントの魅力について解説します。

ミクロソリウムは光量や水質にあまり気を使うことなく育てることができる水草です。

今回はミクロソリウムという水草の中の

トライデントという種類について重点的に書いていきます。

 

ミクロソリウム・トライデントは三又に広がる細い葉が特徴的。

生い茂ったレイアウトを作り出すのにもってこいの水草なんです。

トライデントとは英語で「三又の矛」という意味、

見た目がそのまま名前になっているんです。

 

熱帯魚ショップ専門店でも常時取り扱っているお店は少なく、

入荷すると入荷リストに写真付きで紹介されるほど注目の集まる水草です。

オルカ
オルカ
オルカも入荷リストを見て飛びつきました!

 

しかし、人気があるわりに育てる方法についての情報が少ないのも事実です。

若い株は葉が三又に別れない

今回は、ミクロソリウム・トライデントを2年以上

育ててわかった育て方のコツと特徴についてまとめます。

 

ミクロソリウム・トライデントの特徴

水中葉と水上葉

熱帯魚ショップで販売されているものはほとんど水中葉です。

水上葉で入荷しているのは見た事がありません。

理由としては、水中葉でも苔がつくことや枯れることが殆どなく

安定して育てることができるからだと思います。

 

管理状態が悪いと子株を出しやすくなる

飼育環境が悪くなり、葉が痛み始めると、

葉が大きく育った葉ほど葉の先端から子株を出し始めます。

一度子株を出し始めた葉はそれ以上成長する事は無く枯れるまで子株を作り続けます。

 

気になる値段は?

入荷が少なく人気もあるため値が張るのも事実です。

相場は1ポット1000~3000円くらいします。

大抵の水草は3ポットで980円程度が相場なので

ミクロソリウム・トライデントは高いですね!

ネットショップを見ていてもの平気で

1200円~5000円ほどの値がついています。

(水草)ミクロソリウムsp.トライデント バラ(水中葉)(3株分)
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上手に育てるコツ

密生させるコツ

密生させるコツは、ソイルに植えて育てることです。

 

今までに3つの環境でトライデントを育ててみました。

  1. ソイルに植える
  2. サンド(砂)に植える
  3. 流木に活着させる

成長速度は「育てる環境によってかなり差が出る」

というのが育ててみてわかった結論です。

ソイルで育てた株の成長速度はサンドと流木の2倍、

密度はサンドと流木の1.5倍ほどになります。

ミクロソリウム・トライデントは根をとても良く伸ばします。

それだけ根から栄養を吸収するという事です。

サンドや流木は栄養分を含んでいないため、

ソイルの方が根を張りやすく育ちも早いので生い茂りやすいです。

生い茂ると小魚の隠れ家になり、稚魚の生存率が上がります。

ソイルで育てることの良い点がもう1つ、

「株と株の芽の間隔が近くなる」ということです。

飼育環境が整ってくると底を這うようにして茎のような根が伸びていき、

ある程度伸びると上向きに葉をニョキッと伸ばします。

この株と株の間隔がソイルだと短くなり、密集して葉を付けます。

トライデントの群生に憧れている方にはソイルがオススメ!

 

オルカが使用しているソイルはプラチナソイルです。

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流木や石に活着させる方法

ミクロソリウム・トライデントは水槽環境が整えばどんどん根を伸ばします。

既に生えている根も活着する事ができるため、

既に付いている根を切り落とさないでください。

活着させたい流木や石の位置に株を乗せて糸でぐるぐる巻きにすればOKです。

数ヶ月もすると巻いた糸が切れるので、

バクテリアで分解されてなくなるADAの糸がおすすめです。

 

 

CO2を添加すると成長速度が約3倍に、葉はライムグリーンに

CO2を添加するのはアクアリウムをする人の憧れであり、

1つの目標でもありますよね。

熱帯魚ショップのアクアリウムには

決まってCO2が添加されていますし、

引き込まれるような演出ができるような気がします。

 

実際、ミクロソリウム・トライデントを

CO2添加の水槽で育てるとどうなるのでしょうか?

 

ミクロソリウム・トライデントはCO2も照明もいらないほどタフな水草ですが、

CO2と照明が組み合わせると葉の色が濃い緑色から

ライムグリーンの明るい葉に変身します。

気泡は殆ど付かず、葉の裏に細かな気泡がところどころつく程度です。

 

 

枯れにくくするために

今のところ株が大きく枯れてしまうような事はありませんでしたが、

成長が止まってところどころ黒く枯れ始めて穴が開いた状態になった事があります。

斑点状に枯れたときの様子

原因は2点。

  1. 魚を入れすぎてフンが堆積してしまった
  2. サンドに埋めて育てた

魚のフンが溜まり、ガラスや成長の遅いアヌビアスナナなどに

苔が生え易い環境になると葉が痛みはじめます。

ソイルの間にフンが溜まり始めた状態

ミクロソリウム・トライデント自体に苔が生えたことは

ありませんでしたが黒く痛んだ箇所から次第に茶色く枯れ始めます。

プロホースを使ってフンを取り除いてあげたり、

水換えをしっかり行うことで状態が回復していきます。

 

https://5orca.com/pro_hose_review/

立ち直りが早いのもトライデントのいいところです。

 

 

 

ミクロソリウムトライデントは誰にでもおすすめできる水草

環境に適応しやすくて育てやすい上に、

細い葉で主張しすぎない控えめな存在というのがオルカの感想です。

よく初心者におすすめと言われるアヌビアスナナとミクロソリウムですが、

どちらも育ててみて強く感じるのが、

「アヌビアスナナは難易度”高”」

「ミクロソリウムは難易度”低”」

という事です。

初心者には圧倒的にミクロソリウムをおすすめします。

苔がつきにくいし、環境が悪くてダメージを受けた場合でも

環境を整えてあげればちゃんと回復してくれるだけの体力のある水草です。

オルカ
オルカ
一度育て始めると手離せなくなる水草です。

今日はここまで…

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