ユマクリアで水槽の油膜を取ってみてのレビュー

水槽をやっていたら経験あるはず

水面に浮かぶ油…。

放っておくと膜が厚くなって白い膜になります。

この油膜何とかしたかったんです。

ついに見つけた

今までありそうでなかった、油膜を取るためのフィルター

ユマクリア

 

ユマクリアの特徴

ユマクリアの仕組みと中身がどうなっているかを見ていきます。

 

片手におさまるコンパクトサイズ

大人の手のひらにおさまるほどのコンパクト感

四角いフォルムなので、水槽の角にもシックリきます。

水面の油膜を吸い取るノズルは可動式で５センチほどの水位の変動に

対応できるようになっています。

シンプルで作り込まれた中身

中は主に３つのパーツで成り立っています。

吸い込み口を水面に持っていき、

フィルターを通った水が横にある吹き出し口から出る仕組みです。

 

使用してのレビュー

水中に入れてみて感じたことは、

動作音がとにかく静か

何の気なしに水槽を眺めていても機械的な音は全くしません。

水槽の水草が揺れているのを見て、水流があることに気がつくほど静かでした。

 

水槽に顔を近ずけた時にやっと

「サー」

っと水が噴き出している音が聞こえるだけ。

モーター音らしい「ブー」という低音は聞こえません。

水面の油膜を取る能力もなかなか

吸引ノズルをみていると、少しずつでも確実に水面の汚れを吸い込んでいます。

メリット

メリットをまとめると４つ

吸い込み口が小さい

吸い込み口が小さいのでカラシンなどの小型種にもエビ水槽にも使えます。

オレンジの部分の隙間から水面の水を吸い込みます。

より大量に油膜を吸い込ませたい場合はオレンジのパーツを取り外すこともできます。

ただ、稚魚がいる場合やエビを繁殖させたい場合や吸い込まれる可能性があるので注意が必要です。

 

黒いフォルム

機器全体が黒色なのが良いです。

確かに水槽に入れると

「お！ポンプがあるな」

とすぐわかる人工的な存在感を放ちますが、

メンテナンスの清潔感を重視する方には黒は汚れが目立ちにくくて良いです。

 

壊れにくい

１年以上使っていますが、壊れたことは一度もありません。

いつも静かに・軽快に油膜を除去して程よい水流をおこしています。

 

デメリット

デメリットはただ１つ、

フィルターが小さいので詰まりやすく、

水流が下がりやすいのが残念なところです。

１,2週間で水流が半分程度にまで下がったような印象。

 

ユマクリア本体を分解してみると、

フィルターは底にあるオレンジ色のフタを開けてモーター外すと取り出せます。

フィルターを洗えば水量は元どおり

水面の水をガンガン吸い取って勢いのある水流を作ってくれます。

ここだけの話、オルカはフィルターの掃除を頻繁にやりたくないので、フィルターを外して使っています。

こうすると水流が低下することなくグングン油膜を除去してくれます。

 

【総合評価】ユマクリアは優秀なアイテム

ユマクリアは今後も安心して使えるとても良い製品です。

フィルターの性能は弱いので、４５センチ水槽以上はサブフィルターとして使用すると良いです。

稚魚やビーシュリンプなどの1センチ以下の生き物がいないならフィルター無しで油膜破砕器として使うのもありです。

４５センチ以上９０センチ以下の水槽で使用するならエーハイムコンパクトオンがおすすめできます。

快適な水槽用水中ポンプ 【エーハイム　コンパクトオン300】

今は25センチ水槽にユマクリアを入れてます。

水草も魚も元気に泳いでスクスク育っています。

ユマクリアは水面の汚れ取り限定なので、数ヶ月に一回程度底に溜まったフンの掃除をすると良い環境を保つことができます。

底のお掃除をするときに使っているのがプロホースです。

掃除しない水槽はこんなにも汚れている！フンやコケを効率的に取り除くプロフィルターのレビュー

ソイルやサンドを吸い込まずにフンだけを気持ち良いくらい「ブワぁ〜」って吸い込んでくれます。

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