エアープランツの中で葉の薄さはトップ級のガルドネリ
エアープランツの中でもトップ級の葉の薄さを誇るガルドネリは、銀色のトリコームと上品な黄緑色のふわふわの葉で置いた空間をほんわかさせてくれる植物です。
一度手に取ったら和紙のような光沢と肌触りが病みつきになります。
見た目が品のある美しいフォルムなので、
屋内に飾れたら最高にいいなと思って前々から狙っていて、
先日2個ほど購入したガルドネリ。
葉の痛みがなく、とてもいい状態なのですが…
少し残念なのがそのフォルム…
着生させることなく寝かした状態で育ったためなのか、
根は伸び放題だし、枯れてしまった古い葉が溜まっていたりと、根元あたりはボサボサの状態になっていました。
冬場は薄い葉が乾燥して枯れないように少なめのお水を頻繁にあげようと思っていたので、この古い葉が邪魔をして根元が蒸れてしまわないか心配です。
そこで、古い葉と伸び放題になった根を狩ってスッキリさせてあげることにしました。
今回は私のガルドネリのトリミング方法をまとめます。
ガルドネリのトリミング方法
①癖っ毛は濡らすのが一番→ソーキングしましょ
葉が柔らかいといっても乾燥している状態では触るとパリパリしてるので、そのまま葉をめくって根を切ろうとすると葉が痛んでしまいます。
そこで、水を張った中に沈ませて、2時間ほど放置します。
葉全体が水を含んでしんなりしてきます。
これでも葉をめくれなくはないのですが、奥まった場所にある葉がなかなかの癖っ毛で手で掻き分けるのが一苦労。
②ぬるい水で数分間
そこで、水にお湯を注いで30℃くらいの少し温かめの水にして5分ほどつけあげると葉がもう少し柔らかくなって葉の癖が取れてきます。
こうすると葉をうまく選り分けることができるようになります。
選り分けた後のガルドネリの根元はこんな状態です。
葉を痛めることなく根元を出したら、ハサミで根と枯れた葉を切り落としていきます。
ここで、白い根は特別に残しておきます。
白い根は物に引っ付くことができる成長根なので、将来どこかに着生させる時に必要になってきます。
手のひら大ほどのガルドネリ株から取れた根と枯葉の量はティッシュペーパー1枚を包んだくらいのボリュームになりました。
最後にもう1アレンジ!
対称性のとれた綺麗な株に成長するように鉢に入れておきます。
根元の方にある葉はカールしているので、1号鉢にそのまま入れてあげると丁度よく収まりました。
今回は2個あるガルドネリうちの、1個をトリミングして鉢に入れました。
そして、もう1個のガルドネリは根元がボサボサの状態で育ててみます。
成長の比較は今後もまとめていきますので、お楽しみに〜