こんにちは、オルカです。
少し肌寒くなる季節から準備するアクアリウム用品といえば、
加温用のヒーターです。
今回は、GEX新シリーズのヒーターをご紹介します。
もくじ
置き場所に困るヒーター
今までのヒーターには必ず注意書きがあります。
「縦置きにセットしないでください!」

もし壊れてしまって、ヒーターが動かなかったら….
と考えると無理に縦置きにはできないので、
本当は水草をたくさん植えたい一列をヒーターのために空けていました。

でも気になる!
青々と茂る水草と優雅に泳ぐ魚の隅にある
あの人工的な筒!

そんな悩みを解決してくれたのが、
ジェックスの新ヒーターシリーズ
シャトル構造ヒーターです。
今回紹介するのは、他社製品のサーモスタッドと接続可能な、
セーフカバー交換用ヒーターSH-160

水槽の大きさごとに4種類あります。
商品名 | 適合水槽 | 価格 |
セーフカバー交換用ヒーター 120 | 45cm水槽 | 3,000円 |
セーフカバー交換用ヒーター 160 | 60cm水槽 | 3,400円 |
セーフカバー交換用ヒーター 220 | 90cm水槽 | 3,800円 |
セーフカバー交換用ヒーター 300 | 120cm水槽 | 5,000円 |
中身を解説

入っているもはとてもシンプル。

- 説明書
- ヒーター本体
- キスゴム2つ
- ヒーターカバー
ヒーターとヒーターカバーは組まれた状態になっています。
カバーを外して中を出すと真っ白なヒーター本体が出てきます。
大きさは大人の手にスッポリと握れる程度。

カバーを取り付けても手の平サイズです。
今までのヒーターと比べてもコンパクトな作りになっています。
従来のヒーターを並べると、

今まで使っていたヒーターは100W
対してジェックスの新ヒーターは160W
※コトブキ工芸の横置きヒーターも優秀で、3年間使ってきましたが、トラブル一つなく快適に使えました。
見た目が気にならない方にはこちらで十分↓
サイズはジェックスの新ヒーターの方が小さいのに火力は1.6倍

付属しているキスゴムはヒーターカバーに取り付けるようになっています。
しっかりハマるので取れたことは今までありません。
メリット
使ってみて感じたメリットをまとめます
- 置き場所を選ばない
- コードが邪魔になりにくい
- 水草近くに置ける
- 安心のダブルセーフティー
置き場所を選ばない

ヒーターの置き方が、横置きも縦置きも可能なところが最大のメリットです。
今までは、ヒーターを如何に隠すレイアウトにするか考えていたこともありましたが、
今度からは余ったスペースに置くという考え方ができるようになりました。
コードが邪魔になりにくい

電力を大きく消費するヒーターのコードは太くて硬いものが使われています。
これが水中にあると思った方向に曲がってくれなくて、
キスゴムで固定したりと厄介でした。
縦置きにできればコードを水から出す事ができるので水回りがスッキリします。
水草近くに置ける

ヒーターカバーが付いているので、
水草近くにヒーターを配置してもヒーターと水草が直接触れる事がないので、水草が傷みにくいです。
もちろん、動きの遅い生体が火傷するリスクも減ります。
安心のダブルセーフティー

今までのサーモスタッド用ヒーターにも安全対策がされていました。
コトブキ工芸のセーフティヒーターSH 100Wには空焚き時に表面温度を下げて、
異常過熱と自動判断した場合は電気を遮断する機能が内臓されていました。
GEXの新ヒーターには空焚きの際に作動する二段階の安全機能が付いています。
1番目:通電遮断機能(サーマルプロテクター)
空焚きでヒーターが温まりすぎると通電をストップしてくれます。しかもこの機能は繰り返し働き・ヒーターの温度が元に戻れば使う事ができます。
2番目:通電遮断機能(温度ヒューズ)
もしも空焚きで1番目の機能が故障して作動しなかったときに作動します。
こちらの機能は復旧ができないので、作動するとヒーターごと交換する必要があります。
デメリット
使ってわかったデメリットもしっかりまとめておきます。
気になった事は2点
- 作動時に音がある
- 見た目はまだヒーター
作動時に音がある

従来の横置きのヒーターよりもコンパクトで電力量も大きいためか、
ヒーターが動いているときに
電子ケトルと同じ湯沸かし音がします。
音にすると「ジュ〜」と言った沸騰している音です。
60センチ水槽だとヒーターが動いている時間は1分程度なので
あまり気にはなりませんが…動いているときははっきりとわかる音です。
見た目はまだヒーター

見た目は従来の横置きのヒーターにヒーターカバーが付いているものとそっくりです。
見た目の変化はあまりない感じ。
縦置きにして気をつけたいこと
横置きの場合よりも温かい水が水面に溜まりやすいです。
湯気と同じで、温められた水は上に上がっていきます。
ヒーターを縦置きにすると温められた水はヒーターを伝って上がって行くので、
周りの水と混ざりにくいのです。
水面の水を動かすような水流を作ってあげるようにしましょう。
置き場所にこだわりたい人におすすめ

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