ラッペンワックスは100%天然成分だけど、塗るのは難しいのかな?
植物油を100%使用したドイツ製のワックス「ラッペンワックス」
無垢材の質感をワンランク上げてくれたオススメのアイテムです。
この記事はこんな人におすすめ
- 無垢材のワックスを探している
- ラッペンワックスの評判が気になる
- 無垢の床材に興味がある
ラッペンワックスを使った床の状態
さっそくですが無垢材にラッペンワックスを使った効果を話します。
水を弾く
床に水を落とすと水を弾いた状態を保ってくれます。
水を拭き取ると、水があった場所が色濃く変色しますが、
シミになることはなく、元通りに乾きます。
家には子供がいるので拭ききれなかった水やヨダレ…も多々あったはずですが、輪ジミはほとんどありません。
シルクの感触に共感できる
木目の凹凸を感じながらも全体的にサラッと仕上がります。
床を踏んだ瞬間はサラッと感じても、踏み込むとしっとりと足に吸い付くような柔らかさがあります。
ツヤのある木目
明るい色の木目にはツヤが出て、
暗い色の木目にはマットな仕上がりになるため、
全体的に明暗がはっきりして深みのある床に仕上がります。
一般的な表面に膜を張るワックスとは違い、木に浸透して木自体の質感を変えている印象です。
塗り方
代理店のHPには、まずヤスリがけをしていますが….
私の場合は、しっかり絞った雑巾で軽く汚れを落とたらすぐにラッペンワックスを塗っています。
塗るときに使っている道具は、
- コットンガーゼ
- ゴム手袋
指で取ったワックスを床に塗りつけてコットンガーゼで延ばします。
粘り気が強いので、直線的にサーっと流すような塗り方ではムラができてしまいます。
根気よく何往復も擦りながら延ばすイメージで
塗れたところはツヤが出ます!
ラッペンワックスを延ばすときに活躍するのがコットンガーゼ
赤ちゃんのオムツに入れるモノですが
ワックスの余分な油分を吸い取りつつ、
埃やダマができづらく部屋の隅々まで塗っても破れないのでおすすめです。
乾燥時間
次の日の朝だとまだテカリが強く、歩くと油分が足にまとわりつくのがわかる。
素足にワックスがついても肌が痒くなったり荒れることはないので気にしてませんが、
ワックスを薄めてしまうことになるので、塗った次の日は歩かないことをオススメします。
臭いはある
ナタネ油を凝縮したような香り…
クレヨンの香りにも似ている油の匂いがします。
床一面に塗るとこの香りが2〜3日続きますが、家具に使う程度なら塗りたてでも匂いはほとんどわかりません。
無垢材なら何でも塗れる
一般的なワックスだと表面に膜を張ってしまうため、膜を落とさないと再度ワックスは塗れませんが、
ラッペンワックスは膜を張ることなく浸透するので、効果が落ちたと感じたら何度でも上塗りが可能なのは大きなメリット
肌にやさしい
ラッペンワックスを使っていて、肌がかゆくなったり荒れたりしたことは一度もありません。
100%植物油の中でも低刺激の成分になっていると感じます。
なので、床でも机でも椅子でも気になったところがあったら
素手でササッと塗り込むこともできます。
塗るタイミング
塗り直すタイミングの目安は2つ
- 水を弾きにくくなったら
- 床の表面が白く粉っぽいなと感じたら
水滴を垂らして2〜3分程放置して水が染み込んでいくようだと効きが落ちてます。
あとは、光の反射具合で白く擦れたような風合いになっているかどうかで判断しています。
床が白くなりやすいのは、歩く頻度が高くて水分を含みやすい場所
脱衣所や玄関、キッチン周りはワックスが落ちやすいと感じてます。
さいごに
ラッペンワックスの容量は0.18L、 1L、 2.5Lの3種類
0.18L容器では年に1度の全床ワックス掛けと部分的なワックス掛けを2ヶ月に1回ほどのペースで使って、だいたい2年ほどで使い切るペースです。
まずは0.18Lで試してから大型缶に移行するのが良いと思います。
高級家具屋さんでもオススメされたラッペンワックス。
見た目も質感も折り紙付きでした。
今回紹介した商品まとめ