小さくても大人なスプレンゲリアナ
親指の第一関節ほどしかないサイズにたくさんの葉を密集させるスプレンゲリアナ。
他のエアープランツと大きく違うのがトリコームの生え方です。
大抵のエアープランツは、白くて細いうぶ毛を葉全体にまとわせるのに対して、
スプレンゲリアナは薄い膜のようなトリコームを身にまとっています。
例えると、日焼けした肌から白い皮が少し剥けたような姿です。
あまりにも小さいので、
苔の中に潜り込ませるようにして育てていました。
この環境がなかなか良かったようで、冬場でも白い根を伸ばしていました。
今回は、この状態の良いスプレンゲリアナをオシャレに飾れるようにアレンジしていきます。
オシャレに飾るアレンジ方法
用意する物
- 白コルク
- 糸
- 針
- 苔
の4点です。
コルクはなんでも構わないと思いますが、今回は、ポルトガル旅行の時に買った白コルクを使います。
アレンジ方法
1.ポジションを決める
簡単に苔とスプレンゲリアナのポジションを決めていきます。
中心部分には発根した部分が早めにコルクに定着するようにしたいので苔を入れないようにします。
苔は緑色の部分を極力使うようにします。このほうが保水性がアップします。
2.針と糸で固定する
ポジションが決まったら固定していきます。
糸を玉結びし、針をコルクの上部から通します。
次にスプレンゲリアナの株の上に糸を通して押さえつけるように糸を回し、
コルクの下部に針を通します。
これを2回ほど繰り返すと、しっかり固定されます。
3.完成
あっと言う間に完成です。
コルクは水を弾きやすいので、蒸れる心配はありません。
逆に、苔に水が行き届かなくて乾燥気味になると、苔の緑色がなくなってしまうの注意が必要です。
皆さんも、小さなエアープランツがありましたら、ワインを飲み干したコルク栓を有効活用してアレンジしてみてはいかがでしょうか?